(仮称)イズミヤ堀川丸太町店問題の続報
(仮称)イズミヤ堀川丸太町店の出店計画について審議する京都市大規模小売店舗立地審議会が午後に開かれたので、住民の方々とともに傍聴してきた。
前回(6月28日)の審議会では、委員から「コミュニティ道路に大規模店舗の駐車場の出入口を設けるのは、概念としてありえない。常識にあわない計画だ」「夜12時まで営業するのは異例のことだ」「(周辺の違法駐車対策について)今まで抜本的な対策を取ってこなかったという実績のある店舗だ」などの厳しい意見が相次いだ。
本日の審議会での事業者の説明が注目されたが、イズミヤは「駐車場出入口の計画は変えるつもりはない」との一点ばり。委員からは改めて「コミュニティ道路に出入口を設けることは生活環境に多大の影響を及ぼす」「京都市のまちづくり方針に合致しないのではないか」「クルマでの来店を想定しない商業施設計画に変更すべき」などの厳しい意見が相次いだ。また、住民から提出された意見書は51通と報告されたが、殆どの意見書がコミュニティ道路である猪熊通りに駐車場の出入口を設置する計画の変更を強く求めるものであった。
今日までイズミヤの計画を容認し後押ししてきた京都市(都市計画局)の責任はまことに重大。大店立地審議会での委員の意見に真摯に耳を傾け、出店計画の許可を白紙に戻すべきだ。